わたがしをつくる

目の隈が永遠に抜けないままなにか書いている。

牛乳の話

牛乳おいしいですよね。




今回はこちらの話。

以前Twitterにて、コーヒー姉妹をばばーっと呟いているのをご覧になった方は既視感を覚えるかもしれません。
 そちらを練り直して映像化させてみたのが今回の動画です。

姉妹の話を創る上で必ず「なぜ姉妹は標準語と関西弁なのか」を土台として私は作っています。
 方言が変わる、というのは数年ではどうしても難しいと投稿者自身が思っており
(かなり標準語に近い地域には住んでいるものの、方言とされている言葉を意識していても未だに使ってしまうため)
それほど長い年月遠くに住んでいて、仲良くなることのできる家族というのはとても貴重だと思います。
 それこそ離れていてもやり取りをしていたり、忘れないようにずっと相手を考えたりと。


では、この姉妹にとって思い出になった物…それは味覚です。
この姉妹にとってよりすがれる髪飾りのようなものはなく、幼少期から離れてしまっているため髪型がどんなかさえわからない(だから2人とも髪はあまりカットができず伸ばしている)
 けれど茜は葵へ初めてあげた物。葵は茜から初めて貰った物。
これがずっと2人を繋ぎ止める役割として果たします。

茜は幼少期甘いものが苦手でしたが、葵の事を忘れたくない一心で甘いものばかりを作っては食べさせてあげたいとずっと繰り返していたため、重度の甘党になっています。
 
逆に葵は甘党でしたが、茜に出会うまでずっと思い出のチョコを探しており(買い物に行く度お菓子を買ってもらえるなら必ずチョコ、限定のチョコがある時はとにかく買う)
買う度に思い出のチョコではないと沈んでいたため、あまり甘いものが好きではなくなっています。

親元を離れ2人で暮らせるようになった姉妹。
いつか砂糖を入れること無くただのホットミルクを一緒に飲める時が来たら、きっとそのホットミルクは甘いのかもしれませんね。