わたがしをつくる

目の隈が永遠に抜けないままなにか書いている。

琴葉姉妹に再会した話

皆様。恋、してますか。

いいですよね恋。
好きになった人の言葉と行動1つ1つに一喜一憂。
その人が嬉しそうなら自分も嬉しくて、悲しそうなら一緒に悲しんで。

まあ私は失恋したばっかりなんですけどね。
(自身の動画2話でしれっと言ったあれですね。完結したら笑い話として書いてもいいかも知れませんね。実際全部面白いんですけど。)


さて、今回筆を取った理由ですが、長文お気持ち表明をするためです。

Twitterで感想を送るのが恐らく困難…いや140文字で絶対に終わらせたくなかった。
ここまで心を揺さぶられたからには書くしかないと思ったんです。

(ここまで打っててなんですが、

創作には創作で返答すべきなのでは???????

と頭
の自分がクソデカ文章で語りかけてきました。張っ倒しておきましょう。



今回ご紹介するのはこちらの動画シリーズ。「百合の葉」別名「せや!」


私の動画を履修中であればご存知…ご存じない?蹴っ飛ばすぞ。
私のを履修する前に見てこい。ごめんなさい。見てください。お願いします。
姉妹好きなら必修科目。
恋愛とは、好きとは。全力で突き詰めて百合の葉は物語が紡がれていく。
青春…で片付けきれない、登場人物は苦悩しつつ自分の気持ちを確かめる物語。

まずこの方の動画を語る前に、出会った経緯を。

まあ憶えてません。(は?)


ただ確実に言えることは…琴葉姉妹から逃げている最中でした。
「むかしのどうが」として残してはありますが、私は2年前まではボイロ畑の人間でした。
動画投稿もしていましたし、毎日狂ったように琴葉姉妹を探していました。
(琴葉姉妹シュガー始祖動画を初期の時点で見つけて応援してた位には。ここドヤ顔ポイントです。)


私は間違いなく琴葉姉妹が好きでした。でも好き過ぎて、向き合いきれなくなってしまった。
琴葉姉妹が怖くなって逃げたんです。



自分語りや暗い話題を自分がするのはイヤなので、多くは語りませんが
私は基本姉妹が出ていれば(姉妹が姉妹としてでなく、姉妹が喋っている時点で)
全て見ないといけない義務追い視聴者でした。
ただちょっとその…2年前ってそこそこなんかボイロ畑って荒れてたり、どうしても投稿者=視聴者な世界のため…はい。



そんなある日、私にとって好きなことは明白である琴葉姉妹の事を…
大好きな2人に対してふと、苦しいと思う日が来ました。(倦怠期かな?????)


そこから、メインで姉妹が出ている動画を極端に避けるようになりました。



姉妹から逃げ続けていたある日(気付いたら2年経っていた)
ふとシュガー始祖の方がRTしたサムネイル…?(色調補正がかかった姉妹)が目に入り、何を思ったのか恐る恐る元になった人の動画を見に行きました。
(多分今まで見なかったような可愛い姉妹に引っ張られたのかもしれない)



あー、シリーズものなんだ。

じゃあ最初の話からみてみよう。

1話視聴 ああ、絶対に有名になる人なタイプの編集だなあこれ。(視聴継続)

2話視聴 正統派な続き…?懐かしい感じな姉妹動画だなあ…。(視聴継続)

3話視聴 
ここだけ長めだからかな…?再生数少ない…?
あー小説みたいな心理描写で進めてくのね。じゃあしょうが無いのか。














































凄く、綺麗だった。

なぜ、なんで。その言葉への返事が凄くはっきりとしていて、とても丁寧な本がそこにあった。

反省させられた。

小説を読む時のように姿勢を正して、例えるなら、指で優しく字を追うように見なくちゃいけない。
そう考えて、続きをすぐに見ずに最初からもう一度、私は見返し始めました。
(以下全話感想)


1話目 かわいい。
編集が凄く丁寧で、天丼や勢いのある琴葉姉妹特有の会話。姉妹好きで楽しんで作ったのかなってそんな面白さが凄く好き。
シンプルな場面だからこそ言い訳ができない中、面白いをド直球で当ててくる絶対に有名になる人特有の1作品目。

2話目 So cute 姉妹百合。
上がる編集技術。心の機微表現、ただ好きを好きで終わらせない姉妹百合をしてて、1話からの正統進化しつつ見てて楽しい。
姉妹を見守るような気持ちにさせられて凄く好き。

3話目 個人的に一番好きな話。
多分最終話が更新されたらそっちが好きになるけど、今の所一番好きな話(大事なことなので云々) 

9分でこの話を収めきってるのがまず凄かった。
この方らしさのはじまり、ポケモンBGM。
なぜ?こうだから。絶対に答えてみせる琴葉姉妹。
沢山の葵ちゃんの感情が詰めに詰められ、それに返事をする茜ちゃん。

刺さった。刺さりまくった。
ゆったりと、でも確かに感情が動かされる話。
この話から私はファンになった。投稿日を見て、琴葉姉妹から逃げた自分を殴りに走った。未だに殴るのから避けられているけれどいつか殴りたい。5/8の私出てこい。

4話目(せや!1話目) もうこの方の動画ですね。一目見て分かる凄い。見ててかわいい。
分身葵ちゃんと茜ちゃん。茜ちゃんの方が何枚もうわて。ドロドロに甘い話を終始見させられて、琴葉姉妹百合ガチ勢へ無事引き戻しさせられました。(投稿者コメの不穏さからは目を逸らしたい)

5話目(せや!2話目) 正直2番手に好き。3番手に…なるのかお前…。
茜ちゃんのターン。でも互いに可愛さでの殴り合い。かわいい&かわいい。かわいい(半ギレ
通話の際に現れる横線自作ですわね…?そこにあっても違和感ないものが自然とある。
最後のボイスメッセージは何かを思い出して刺さりました。
姉妹の可愛さを全力で出している話。可愛いを邪魔しない可愛い演出が4話目から続いてる。

6話目(せや!3話目) なに食べたらこのネタ出てくるんですか。
髪揺らし、湯気、腕動かし…編集力全振りレベルアップをなされてる。
髪が揺れつつ姉妹戦闘シーン(オンミョーン)
葵ちゃんターン…ではなく茜ちゃんターン。はやぶさの剣
ばぶ?(逃げるな)が最高に好き。強いお姉ちゃんを求められつつ甘えるお姉ちゃんと、それを望んでも甘えてもいい状況を作る葵ちゃん。かわいいね。

7話目(せや!4話目) 告白スタート!?進展させるの!?
もはや編集力上がったとか言葉にする必要がなく、この人の動画!見る!の域。
ここで投稿日が6/5なのに気づいて5/8から投稿間隔が1週間なのに気づく。(???)
好きを伝える茜ちゃんターン。ここからああ、百合の物語が始まってるんだなって。
繊細な、丁寧な物語が一気に心へ刺さり始める。
これが5分…?密度が凄い。この時点でTwitterフォローをした。(コミュ障過ぎて創作するまで絶対に話しかけないと決心も同時にした。)

8話目(せや!5話目) 恋愛してるなあ…(遠い目)
ゲーセン回…なんだこの演出!?やろうと思って出来るを越えてる。1週間しか空いてないヒェ…。
投稿17:05が地味に好き。
強さと弱さ、それを一番分かってるから許す茜ちゃんはやっぱりかっこいい。
あかりちゃんが好きになってもしょうがない、でも葵ちゃんは攻めきれるか怪しくなってきた。だけどあかりちゃんは攻めれるスキをちゃんと葵ちゃんに伝えに行く。優しいね。失恋した事があるからこその優しさ。凄く苦しい。けれど応援したくなる、でも葵ちゃんを応援したい。2人には頑張って欲しくなる、頑張れ…。

9話目(せや!6話目) やっと最新話に追いついた!!
葵ちゃんが頑なに拒みつつ奮闘する。
3人共同じサイト…見てるんだなあ…。(考えることはみんないっしょでかわいい)
なんだかんだ一番笑ってる回かもしれなくて好き。(タカハシのせいだけじゃない)
姉妹もあかりちゃんもかわいいけど、その可愛さを相乗させるようにサンリオが好きを乗せてて強い。女の子として実際に好きになれるものが確かに存在する子たちになっていて、より好きの言葉に重みが増し始める。好きの意味が存在し始める。
茜ちゃんの1人勝ちしつつ3人が奮闘してるのが安心して見れて楽しい話。

10話目(せや!7話目) 出かけていて、車で音だけ聞いてたら泣かされた。
一気に話が進みはじめて、感想を出来る限り伝えるを信念としてる身として伝える予定が狂った。見え隠れする伏線。今までの話、履修してるよね?と言わんばかりのお話。
気づけなかったなぜを、こうだからと、膨れ上がってしまっていた気持ちを突然可視化される。
葵ちゃん、茜ちゃん、あかりちゃんが真剣に向き合いはじめ、もう今のままじゃいられない、いさせない、決着を付け始める時間だと嫌でも向き合わされる。
BGM選出がコレ以外存在しないと思うくらいに、心情と合わさった空気が作られてずっと心を揺さぶられる。
4人共相手へ向き合ってずっと話してて、真っ直ぐで、優しい。
その優しさがどうしようもなく切ない。
言い回しが天元突破しはじめ、ここからずっと胸を抑えつつ見ることになる。次週の私頑張れ。この人の話は覚悟しないと死ぬぞ。

11話目(せや!8話目)及び(Twitter七夕) 心をぶん殴られた
崖の演出、思いつくのが凄すぎる。
嫌でも向き合わなきゃいけない事をゆかりさんが向き合わせてくれて、茜ちゃんを奮起させてくれて、優しい。優しすぎるくらいに。
あかりちゃんが手を掴む、手を掴めなかった茜ちゃんは、掴めなくても運命を変えてみせる。
シナモンしれっと取り出す優しさ。大事なものはなんでも絶対に持っててみせる強さ。
葵ちゃんのため。その姿を好きになれるあかりちゃん。苦しいよね、でも苦しくても好きになれるなんて凄くて、かっこよくて、眩しい。
泣かないわけが…いや終わるまで絶対泣かないとこの時点で決めた。
本当に好きだからこそ、退いた瞬間終わってしまう恋に負けないために、退かないで好きな人を見てるからこそここまで茜ちゃんを知れた強さ。
そして最後に見逃してあげる葵ちゃんの優しさ。
みんな優しい。そして強い。私達は夜空のように見守るしかできない。
彼女達が輝くのを、暗がりからみつめるしかできない。
黄色い短冊さん??ちょっと???

幕間 コメントで色々考えてるんだろうなあってブログを上げる前に(正直どうしてかは憶えてないけれど)感じ取れて、何話を作ってたか憶えてないけれど、間に合わなくなるのを覚悟で絵を描いた。描くしか無いと思った。創作には創作で伝えるのが真摯な気がしたから。
拙すぎる絵だったけれど、ブログを見て、その後すぐ支援絵が連続してたので早めに渡してよかった(KONAMI

終わる話数を覚悟させてしまった気がして未だに言葉にしてよかったのか悩んでる。
この方が自分で決めた話を、絶対に信じた道を行って欲しいと思ったので多分よかったって思いたい。

12話目(せや!9話目)
皆真剣に悩んでて、相手を考えてて、心がズタズタになった。
普通の日常がたしかにあるけれど、その日常を噛みしめる時間はもうないんだって思わせる。
恋してるってなにか、好きってなにか、今まで築き上げてきたのはなんなのか。
葵ちゃんはそれをかなぐり捨てて、挑む覚悟をしちゃった。
偉いね。偉いね…(必死に目頭を抑えて泣かないって覚悟を忘れずに見る)
もう恋は終盤で、今までの想いの総決算が始まって。
全力で行動を起こして、全力で言葉を並べる。告白じゃないけど、告白できるようになった葵ちゃん。
好きな人のために、自分の覚悟のためにお揃いだったであろう髪を切る、まるで姉への恋はおしまいとでも言うように。思い出すだけで泣きそうになる泣くんじゃない。
葵ちゃんなら、大丈夫、頑張れ、頑張れってずっとあかほしから応援してる分心が死んだ。
茜ちゃんがどんな答えを出しても、きっと2人は受け入れるんだろうなって、優しさが見えて余計に苦しかった。
ゆかりさんはもう、言葉を出来る限り抑えるのに必死な気がした。言葉にしちゃえばかんたんだけど、出したらどっちかに加担しちゃうそんなギリギリを、ちゃんと見守ってる。
一番心苦しい立場だからこそ、厳しい言葉しか出せなくなる。優しさ。
恋はもう夕暮れ。茜ちゃん頑張れ、応援してる。いや茜ちゃんなら出来るだろうから。
伏線!伏線!死ぬ!!

13話目(せや!10話目)
感想を抑えるのが苦しい。抑えすぎてまるで面白くなかったみたいな感想を送ってた。許せないわたあめ。でももうここまで来たら待ってるしか言うべきじゃない気がした。
なぜ茜ちゃんと葵ちゃんは方言が違うのか。突っ込まざる終えない所も繊細に回収していて、そして恋を通して成長した葵ちゃんから目が一切離せない。
あかりちゃんは自分の好きをはっきりと口に出せるのに、葵ちゃんはまだ言葉が選びきれない。だって、きっと、最初で最後の告白だろうから。ずっとずっと好きは何かを悩み続けてた葵ちゃんだからこそ、ここまで真剣なのかな。
あかりちゃんもこれからだけなら、負けない筈なのに…。葵ちゃんの存在が強すぎた。
だからこそ「行けなくてもいい」が刺さる。「一緒にいたい」それだけが本懐だから。
葵ちゃんは好きな人(茜)を好きな人(あかり)さえ知る覚悟をしてて、あかりちゃんは真っ直ぐ全力で好きを伝え続けて、自分の時間を好きな人といられなくても好きな人といられるように使い始める。
その2人へ茜ちゃんは本当に真剣に悩んでて。
ゆかりさんは葵ちゃんに対しても優しい。その優しさに迷いなく宣言する葵ちゃんはあまりにも…もう誰にも邪魔なんてさせない、できない想いにまで溢れかけてる。
好きってなに?恋ってなに?それは葵ちゃんが納得出来ればもういいんだ。
でも最後の姉妹として必要な壁が多分最終話に持ち越される。
茜ちゃんは「うちは1人を選ぶ」が1人でいることを選ぶのかと思ってヒヤッとしたけれど、茜ちゃんならちゃんとどんな選択肢でも相手へ尽くすから信頼して最後を待ってる。
動画のキャラへの信頼と製作者への信頼。


休んでほしいけれど、ここまで全力の話を創ってる姿を見たら頑張ってください以外言えるわけがなかったのでひじき終わったらちゃんと少しはゆっくりしてください。
それか早く美味しいもの贈らせろください。
あなたの創る物語がどうしようもなく好きだけれど、あなたの創る物語がこれからなくなることのほうがもっとずっと苦しい。

14話目(せや!11話目最終話) 視聴したらここへ追記して、⛄さんへ渡す。



まあ全力でまずは取りに行きましたね。
最終回。でも凄く開幕から青空が見える。きっと信頼していいって思える。
懐かしい場面転換、そして射的勝負の開幕演出。何話進んでも新しいものを見せてくれる。
伊織さんは凄く親らしい親(私の知ってる親とかになっちゃうけど)

今までの積み重ねがあかりちゃんから始まる。
告白出来ない失恋は苦しいよね、だって失恋したのに失恋しきれないんだから。
最後の好きを伝えるあかりちゃんは本当に眩しくて、歯を食いしばりながら見守ってた。
あかりちゃんがいたからこそ茜ちゃんは自分がやらないとから開放されて走れる。

葵ちゃんの積み重ねが始まる。
茜への再確認、積み重ねてきた行動、言葉を全て優しく確かめてく。

ゆかりさんは誰も頼れなかったからこそ、ここまで抱え込んでしまったのかな…
折れて折れて、もう全てが嫉妬してしまったのかな…。

でもそんな感情に茜ちゃんは「信じる」「信じて待つだけ」の二言。
あかりちゃんが欠けても、葵ちゃんが昔のままでも、ゆかりさんが何もしなかったら
多分出てこなかった言葉で「何もしない」

凄く重い言葉すぎて死んだね!!

来てくれる葵ちゃんで涙腺は決壊した。だって強くなれた対比やんこんなの…。

好きな人に好きを伝えるなんて当たり前だけど、それしか言葉はないよね…

最愛の人への行ってらっしゃいだけど、おかえりが絶対言えるから、だから悲しくないからもう、私はこの物語を見終えていいんだなって気持ちになれた。
だってもう4人は絶対に自分たちの幸せを自分で探せるから。

もう終盤からボロ泣きで感情ぐっちゃだから書けたことだけでもゆるされたい。
だからもうこれで締めようと思う。言葉にしきれない気持ちだってあるんだ。



きっと一生この人の作品は心に残る。

私は琴葉姉妹に再会した。

その姉妹は優しく、強く、可愛い。

そして今は憧れになった。

そんな話。